
神戸ウイングスタジアム。
久しぶりのスタジアム観戦で、ちょっとハイ。なんか、いつの間にもうこんなに?という感じで時間が経過してしまう。ああ、集中しなきゃと思いつつ、すぐ後ろに座るドイツ人たちの「ぎぃいいいいどぉおおおおおお!!!」のコールの繰り返し(バックスタンドからベンチまで届くっつうんかい!)や、ウラワと言えず「ウワワ、ウワワ」とか言っているしでへらへらとなってしまい、なんかリアルにゲームに入っていけない。
酒井、平川が動けて、内舘がいいなー、効いてるなーと感じる一方で田中達也はほとんど消えているし、エメルソンは巷で言われているとおり昨年夏以降のキレにはほど遠い様でモーションの大きさが目立つ。自分のイメージに身体が追いついていないことは明らか。
プレスとポゼッションにおいて圧倒しこそすれ、決められないなかで山田が2度目にやっと決め、エメはもらったPKを止められながら詰めて振り抜き、決める。
ヨカッタヨカッタ、これでエメも波に乗れるだろうかと迎えた後半、ラインは引いてしまいどうしたわけか全然プレスがかからなくなり、形勢は完全に逆転。
そんな中でも酒井と平川は変わらず走れていたのですが、柱谷コーチがギドに強力に推薦したという堀之内のミスにより、播戸に振り切られて三浦知の熟年のワザありヘッドで神戸を完全に調子に乗せてしまう。どんなに押されても内舘の左サイドは安泰で、何の不安もなかったのですが...
層が厚いと言われていますが、案外まだ形骸だけやなー。そんな不安を感じさせる時間帯。
ロスタイムぎりぎり、アレックスが自らエリア内に持ち込んで、行けー! ってときに折り返し。なんで自分で行かへんのや!って、どフリーで受けたエメも外してしまうし。
リーグ初戦よりはずっとシステマティックに組み立てられていたし、個の技量においても圧倒しているのに、なんで? と、どうもすっきりしないものが残ってしまったゲームでした。
でもまあ、これでリーグ戦へと弾みがついて勝ち癖がつけばいいな。
達也も後半は随所に出現して、いいシュート撃っていたしね。