April 22, 2005

『バグダッド・カフェ』

日本ではジャームッシュとかヴェンダース等にはじまるミニシアター系の流行が落ち着いた頃に大ブレイクした映画。15年ぐらいぶりに観る。

パーシー・アドロン映画のキャラクターの中では『ロザリー・ゴーズ・ショッピング』のブラッド・ディヴィスが強烈に印象に残っているけど、この映画でのマリアンネ・ゼーゲブレヒトとCCH・パウンダーもひけをとらない。なんでかわからないけどジョン・セイルズの『ブラザー・フロム・アナザー・プラネット』を思い出させるCCH・パウンダーは、ほんとにグルーヴィーな女優。映画では『硝子の塔』『妹の恋人』にも出ていたらしいが、全然記憶にない。テレビメインで仕事をしているようです。
マリアンネ・ゼーゲブレヒトはもしかして? と思ってフィルモグラフィを見てみたのだけど、ラス・メイヤー映画には出演していないようですね。10年遅かったか。メイヤーは70年代が全盛期のようだし。でももし彼女のことを知っていたら、きっと使っていたはず。あるいはフェリーニが20年遅く世に出ていたら。そんなことを思わせる女優、という形容で彼女のキャラクターをわかってもらえるのか。多分、一部の映画好きには分かってもらえる(笑)

黄色い給水塔をくるくる巡って飛ぶブーメランが、この映画を象徴している。パーシー・アドロンのこの着眼点には恐れ入る。
"calling you" がこの映画のための書き下ろしだったのがどうか、それは知らない。とにかくこの映画で聴いたのが初めてだったけど、ひどく印象に残った曲。
息子のサルが弾いていたバッハは、何という曲だったのだろう。

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