August 31, 2004

浦和レッズ、長谷部、永井のこと。

昨日J-SPORTSで浦和レッズvsジュビロ磐田の中継録画をやっていたのですが、ウチの相方がNHK-BSでのオリンピック特集を録画していたので、後半からしか観れず。それで昨日のエントリについて訂正をひとつと、気づいたこと2、3。

長谷部の決勝ゴールはロスタイム直前ではなく、ロスタイム終了直前でした。もう、後半40分くらいから長谷部は疲労困憊でほとんど動けず、脚がつっていたのでしょうか、じっと立っているだけの局面が多くなっていたようです。で、あのシュートですが、その直前のドリブルにはエメルソンが見惚れていましたね、ー自分の待たないその繊細なタッチに、フォローに動くこともなくただじっと(笑) そしてプレスされて体が左に倒れながら、左足つま先アウトでのシュート。ちょっと信じられないですね。アジアカップ、オマーン戦での中村のシュートが色褪せて思い出せるほどの難しいシュートでしたが。本当にもう、ガムシャラ、だったのだろうな、でもそれをきっちり決めるのですからね、練習の質が違うんだろうなーと思いました。

しかしこのゲーム、後半だけを観る限り、5ー2ぐらいで終わっていてもよさそうなゲームでした。決定的チャンス、外しまくりでしたね、エメ、山瀬、永井。
印象的だったのは、永井がどフリーの山瀬へお膳立てした折り返しのパスを山瀬が外した後の「なんでコレをはずすの?」という永井の目。相当、暗いコなのですね。陰湿というか、大人げないまなざし。そのかわり、その直後山瀬からのスルーをアレックスがピンポイントで送った決定的クロスを外した永井のがっくしした様子といったら....なんか、まだ子供なんですね。笑えました。  

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August 30, 2004

『ステップ・イントゥ・リキッド』

波が、一瞬にして、ギアナ高地の隆起を造形するのだ。 

映画のラスト近く、撮影クルーとサーファーたちはボートでサンディエゴ沖合160キロのポイントに向かう。岸辺から数百メートル、ではない。沖合160キロの海のど真ん中である。風、引力、海流、海底地形などの要因がどう組合わさればこういうことになるというのか。そこで不吉な基調低音とと共に、ぶわん、と海がギアナ高地のように隆起するのだ。

恐怖とカタルシス。
それをサーファーはいっぺんに味わうことになる。当然カメラも同じ目線に構えている。それが朝から夕方までずーっと続くのだ。もう、ドーパミン垂れ流し状態。
酔狂といえば酔狂だろう、ただサーフィンのためだけに。でも、サーフィンのために。

サーフィンが絡む映画といえば、ミリアスの『ビッグ・ウェンズデー』、キャスリン・ビグローの『ハート・ブルー』、北野武の『あの夏、いちばん静かな海』を思い出します。『ステップ・イントゥ・リキッド』、これ以上ないタイトルですね。
『ハート・ブルー』なんて、原題は "BREAK POINT" で、そのまま使ってくれよと嘆きたくもなる邦題でしたが。  
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浦和レッズ、ヴェルディ戦、ジュビロ戦。

2節ヴェルディ戦、スポーツニュースでしか見ていないのですが、長いの60mに及ぶドリブルからのシュートはヴェルディDFの破綻があってのことなので、プレー自体称賛されるようなものではないのでしょうが、それにしても運を味方に付けてハマったときの永井は恐いですね。球際の強さもないしトラップも下手やしで、落胆の溜め息をつかせることの多いプレーヤーですが、彼の良さを再確認する事のできたゲームでもあったようです。
でも去年からの浦和の勢いを象徴していたのはやはり1点目のエメルソンのプレーでした。
本当にトルクが太い。初速からトップへのかかりが異様に速い。だからフェイントに力みがなく、プレスをかけられても無駄な動きをせず、最短距離で抜いていける。
脅威ですね、これはもう。
もう少し、ボールタッチの柔らかさがあれば...なんて欲をあっさりねじ伏せてしまいますね。
逆に、ファウルをせずに彼を止めることのできるDFが出現しないものかと期待しもします。そうなればエメに一層の進化が望めるのですから。

3節ジュビロ戦。
これをリアルタイムでテレビ観戦できなかったのは本当に悔しいです。オリンピックさえなければBSかJ-SPORTSで生中継されたに違いないはずのカードですよね? 県外サポには本当につらい。
で、これもまだニュースでしか見ていないのですが。さすがに対ヴェルディのようにはいかなかった。これがチームの熟成度の違いというものなのでしょう、システムが破綻することがない。元A代表、現A代表がずらーっと並んでいますし。玄人好みのメンツが揃ったチームやなあ、と思います。
このゲームでの白眉はもう、後半ロスタイム間際の長谷部のドリブル〜シュートでしょう。緩急のついた柔らかなボールタッチが絶妙で、2節の永井のドリブルが本当にバタバタしているように見えてしまうほど。4人抜いたのでしょうか。1節対ヴィッセルでのポジショニングの良さと的確なボールコントロールといい、このドリブルシュートといい、長谷部大ブレイクの感。
去年の王道、長谷部ー田中達也ーエメルソンのホットラインが既に攻撃オプションのひとつでしかなくなり、個人による局面打開がハマることの多くなったこのチームの勢いはそう簡単に止められるようなものではないと思えてなりません。  
Posted by kiku999 at 18:59TrackBack(0)

August 28, 2004

W杯予選、始まろうとしていますが。

欧州でもW杯予選が始まりました。
リザラズ、デサイー、ジダン、テュラムが代表引退をしたフランス、すっかり淘汰されたようですね。マケレレ、アンリ、ピレス、ビエイラ辺りは踏ん張っていますが(しかしアーセナルばっか)、そのなかでも、まだやるのかよのバルテズ、レ・ブルーの心の拠り所でしょうか(笑)

このフランスを始め、イタリア、オランダ、ドイツ、フランス、スペインと代表監督も替わっていく中で(エリクソン、微妙に持ちこたえてますね)、日本はまだ何も淘汰されず、荒療治も望めない煮詰まり状態が続いています。年齢的にはまだいけるのでしょうが、中村、柳沢の二人はいい加減代表選考外としたほうがいいような気がします。チームとしてのイマジネーションを何ら触発しない独善的なプレーが続いている中村は南米スタイルにこだわる分には垂涎の逸材なのかもしれませんが、フィジカルを伴わない個人スタイルなんてチームには何の進化も望めません。まだ、駒野のほうがスピードがある分、展開において観ている者をざわつかせる何かを持っています。ブレイクした感のある玉田も然り、大久保、田中達也のスピードが共存した創造力の前には無力でしょう。

目前のゲームのことだけを思索していては進化も数十年後の栄光も望めないことは小学生でもわかっているはずのこと。ジーコではなく協会が動かなければいけないことだけど、そうなれば一層にネガティヴになってしまうのはどうしてなのでしょう?  
Posted by kiku999 at 01:31TrackBack(0)

August 22, 2004

甲子園。

5d1206b2.jpg相方の実家が北海道なもので、まあせっかくだからと行って来ました甲子園。お互い野球には興味ないのですけど(汗
甲子園では外野の最上段で夕方、浜風に涼みながら観戦するってのがセオリーってもんですけど、さすがに午後1時からってのは..... じっとしてても汗がつたいます。それでもさすがに雰囲気は高校野球ですね、鳩が飛び、土埃が舞い、陽に眩しい芝生の上を白球が転がる... かち割りはビニールの味がするし(笑)

で、優勝旗、津軽海峡を越えましたね。ほんまにいいのかなあって(笑)思いますが。苫小牧まで野球留学するコなんているのでしょうか。世界のスポーツ図がいろいろ流動しているようですが、高校野球もその波に乗ってきているのでしょうか。なんにしろ、面白いに越したことはないのですが。  
Posted by kiku999 at 20:30TrackBack(0)

August 21, 2004

ボビー・フィッシャー。

7月17日、チェスのアメリカ人元世界王者ボビー・フィッシャーが入国管理法違反容疑で、成田空港の入管支局に収容されました。パスポートの期限切れということですが、確かなことはわかっていません。

これにはウラがあるようです。
北朝鮮拉致問題におけるジェンキンス氏が来日したのは7月18日。ボビー・フィッシャーが成田で収容されたのは同13日。アメリカ政府がジェンキンスの脱走の罪を一時期反故にして曽我一家のために自由の身とし、その交換条件として国家反逆の罪に問われているボビー・フィッシャーの身柄を渡す要求をを日本政府は受け入れたようです。
ボビー・フィッシャー側の弁護士も、「(強制退去の手続きが)異様に速いペースで進んでいる。今回の収容に米政府が圧力をかけていることは明らか。ジェンキンスさんと引き換えに裏取引が行われることを恐れている」と話している
憶測ではありません。
推測の材料は揃っているのですね。とはいえ日本での報道の少なさが気になるところですが。

いや、むしろ小泉政府が報道に対してなにか制限を通達したのかもしれません。ブッシュと小泉の蜜月は続いています。因みに、国連が対ユーゴスラビア経済制裁をしいている中でその地で対局して賞金335万ドルを獲得しましたが、その時のアメリカ大統領はブッシュ父でした。
ユーゴでの対局相手だったソ連出身のフランス人、ボリス・スパスキーがブッシュ息子に書いた手紙が善福寺手帳にて紹介されています。

この8月16日、日本チェス協会の渡井美代子事務局長とボビー・フィッシャーの婚約が発表されました。渡井氏は声明文を出しています。恐らく、ジェンキンスのアメリカ政府による待遇が彼にとって好転してきていることに乗じて、日本政府に通じる言葉はどういうものかを考えたうえでの文章になっています。情状酌量されてほしいところですが...  
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August 18, 2004

『ドリーマーズ』

ベルナルド・ベルトリッチ。
68年という年を自分に意味づけることのできる人のための特権的な映画。
「プラハの春」後の動乱を境に生きる男女を描いたカウフマンの『存在の耐えられない軽さ』を思い出したりもする。

あるいはヴィルジニー・テヴネの『エリザとエリック』(1987)。

ゴダールの『はなればなれに』を引用するなら、3人で踊るシーンをやってほしかったな。ルーブル美術館を駆け抜けた後に引用されたブラウニングの『フリークス』はあまりにも懐かしく、感涙モノでしたが。  
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August 17, 2004

レッズ、2ndステージ開幕戦。

別に誹謗中傷したいわけではないけど。
「一体どうしたんだ?」的なキレのなさがまだまだ続いているアレックス。鈴木、山田がてきぱきといい動きを見せていた中でその動きの悪さはひときわ目立ちました。中盤から前線に持っていくスピードは確かにあるのですけど、前線でボールを持ったときに突破できる力とスピードが全然ない。2、3歩目から5m程までの爆発的スピードで、相手にファウルを連発させていたエメルソンとは好対照。長谷部の2点目のミドルはエメのスピードとキープ力によって決まっただけにね。

それにしてもこのゲームを観る限りでは、坪井の離脱は本当に痛いですね。アレックスを放出してCB職人をレンタル加入させた方が良いのでは、とさえ思います。闘莉王が戻ってきたとき、アルパイとふたりも上がりたがーりがいてはなかなかおちつかないでしょう、DF。内舘、いっぱいいっぱいだったしね。  
Posted by kiku999 at 23:10TrackBack(0)

男子日本、アテネサッカー。

初戦の後、田中達也は「気持ちが足りなかったように見えた」といっていましたが、それも含めて、心理マネジメントの問題をJFAはどう解決するのでしょう。このメンバーの中で足下での微妙なタッチにおいて世界と対峙できるのは恐らく駒野一人だったのでしょうが、そういう明らかな差は数年で埋めることが出来ることだと思います。戦術上の円滑なコミュニケーションの部分も。
何が世界と違うのかってことを考えたらやっぱり心理的な部分で指導できるキャパシティをどこに求めるか、ということにあるような気がします。この2試合を見る限り小野にそれはムリだった、今回のオリンピック構想において山本監督にそこまでフォローさせるのもムリだった、それじゃどうするのか?

それを考えた方がいいような気がします。  
Posted by kiku999 at 20:25TrackBack(0)

August 13, 2004

お盆休み。

fa5bb794.jpgここ数年において本当に久しぶりにヴァケーションらしいヴァケーションのチャンスをつかんだので、お盆時期とはいえ、敢行しましたよ、ヴァケーション(笑)
つっても、隣県の某渓谷なんですけどね(汗

普段水泳とかジョギングとかしている私には「ちょっと膝が笑ってきたなあ...」程度のハードな渓谷巡りで済んだのですが、相方には相当キちゃったようで、朝ゴハン、全部戻してましたね。行程の半分程度で。
それでも「頂上だッ。○○さん、頂上だよッ!(○○さん=ウチの相方)」っと叫ぶと、二度目の休憩にぼーっとしていた相方の目の輝きが一瞬にして変わりましたね(笑) アドレナリン、なのでしょうか、どうしよう、もうこのまま私はこの渓谷からかえれないんだなあ....とか思っていたらしいのが、瞬時にポジティヴなものに変わるのですからね。

不思議です。  
Posted by kiku999 at 23:03TrackBack(0)