May 29, 2005

『ウィスキー』

フアン・パブロ・レベージャ、パブロ・ストール。 さてと。 この映画をどう解釈すればよいのだろう。あの唐突な結末の先を想像するのにはいろいろな楽しみがある。その解釈は自由。主人公3人の誰かにとってポジティ ヴなのかネガティヴなのかあるいは誰にとっても理不尽なのかそれともマルタは上司ハコボから感謝の気持ちとして貰った金でその弟を追っかけていったという 通俗的でありふれたな結末なのか。 さらにハコボとマルタがどれだけ会社で一緒にやってきていたのかも説明されず、どれだけ親密になれる可能性があったのか、マルタがハコボの弟エルマンに預 けた紙切れには何と書かれていたのか等々、謎は多い。 ペーソスはないけど、とまどいと寛容にあふれている。現実の受け入れ方に対して、諦観がにじむ。人生とはときにそういうものだ、というような。といって別 に彼ら(ハコボとマルタ)がそれを意識しているわけではない。人生のある部分において立ち止まったりなど、彼らはしない。あるがままに、ただ受け入れる。 それが人生だ、でも別の人生もある。エルマンがマルタにプレゼントした靴下のような、ポップな色彩の人生。 でも、そういうことを比較することなど無意味だ、とハコボは恐らく知っている。 カウリスマキを彷彿とさせる映画だったけど(っつうか、この映画のことを知ったときからカウリスマキの匂いぷんぷんでさ笑)、そういう意味ではカウリスマ キ映画の主人公ほど意図的な人生というものはここには存在していない。こぼれる感情にただとまどうばかりでそれを処理する術を知るものはいない。 ラスト、おそらく感情の赴くままに行動したと思えるマルタに、自分が幸福なのか不幸なのか考えてみる際の基準は、多分にない。そんなこと考えてもみないこ とだろう。 物事には存在する理由などないし、結末もないのだ。 ウルグアイという土地の、ぬるくグルーヴィーな空気にどっぷり浸ってしまいました。 今年の映画のベスト候補になるかな。   

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May 28, 2005

鍼灸。

6月も目前だというのに妙な気候が続いている。陽射しこそ夏のそれに近くなってきたが、陰にはいると寒いほどだ。寒暖の差が激しく、朝夕はちょっと冗談じゃないぞ、という寒さの今日この頃。湿度が高く、昼間は本当に蒸しているし。
というわけで風邪をひいたかもしれない。相当に首にきている。ただの肩こりにしては胸にまで鈍痛が回ってきていてちょっとひどすぎる。頭痛もひどいし、眼球まで痛い。仕事からくる疲労も手伝ってか、根は深そうだ。6、7センチの鍼をぶすーっと刺してなんとかしてくれ....というようないやらしい鈍痛で、気のせいか歯痛までしてきている。解放されたい。

ということで今日仕事から帰ってきてから、最近ポストにチラシが入っていた近所の夜10時まで受付しているという鍼灸整骨院に行ってみる。無精かつ少々口べたで真面目そうな40代後半と思われる先生で、ひととおりの問診を済ませ、鍼は大丈夫ですか? と訊かれてもちろんはっきり「はい」と答える。とりあえず ohm pulser(電気鍼ですか)を最大の電圧で、あと、肩口に電気マッサージを20分ほど。その間、先生はひとりでぱたぱた他の患者に術を施している。夜9時半になろうとしているのに。よほど需要があるのだろう。受付をやっている奥さんらしい女性が他の患者さんの相手をしたりしている。
終わったところで、本当の鍼。ずしんとくる痛さが心地よい。もっと深く、もっとかきまぜてくれ、足らん、足らんよ、先生。と密かに思うが、まあそうはいかない。12カ所ほどうってもらって、だいぶ楽になる。
仕上げは普通にマッサージ。肩胛骨の内側から肩口あたりがまだ相当に痛む。腰痛は普段自覚しないのだけど、ちょっと腰に触れられるとうめき声が出てしまう。脊柱起立筋はいろんな意味でやはり肝なのだろうな。

終わったのが10時半前。その時まだふたりの患者さんが待っていた。なんか、えらい時間までやってますね....と言ったら、ええ、まだ2時間ほど続きそうですね、と奥さんらしい女性は答えていた。
正味50分ほどの施術で保険が効いて2,500円足らずという物凄いコストパフォーマンスに驚いた。
数撃ちゃ当たるとはいうが、いやー、いるものですね、こんな献身的な先生。
でもちょっと揉み返しがきそうだ(笑)
  
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パチーノ、『コラテラル』

『コラテラル』について書いたエントリにコメントを頂いた "9minutes" さんのお薦めで、同じマイケル・マンの『インサイダー』を借りて観る。音楽の使い方がそれほど派手ではない。派手ではないけど、センスいいなあと思う。さらにアル・パチーノといい、ラッセル・クロウといい、ほか助演の俳優たちもそうなんだけど、声がいい。むしろそっちの方が音楽になっていたりする。
映像は『21g』を思わせるような柔らかく深い陰影のあるアンダートーン。イニャリトゥのような独特の質感はないが、リアリティがある。実話に基づいているだけに、というだけではない。この、空気を感じさせる透徹した映像美が、マイケル・マンの真骨頂なのか。脚本は巧みだけど、ちょっとたるい。もっと換骨奪胎できると思うのですが。

ジョニー・デップと共演した『フェイク』はなんか相当に疲れた感じで、大丈夫かよパチーノと思ったものですが、この作品では確かにパッションを感じました。クロウの抑えきった、逆に演技過剰が目立ってしまうのとは対照的に、ずっと好感が持てましたね。  
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May 27, 2005

ジーコ、俯く。

帰宅したのが後半10分くらいで、それからのキリンカップTV観戦になったのだけど、失点シーンはなんか稚拙なディフェンスでしたね。裏を取られたとはいえ、あそこでDF一人(坪井)になってしまうような状況をつくってしまう日本って....

攻撃面では大黒に惜しいシュートがあったようですが、相変わらずの決定力不足。福西のヘッドにしてもあれだけフリーな状況だったのになんであんな真っ向勝負で撃ったのだろう。もっと手前に叩きつける余裕はあっただろうに。あるいは、なかったのか?

それより何よりシュートへ至るまでの組み立てが行き当たりばったりで、もう、ばらっばら。おいおい、これがW杯最終予選に残ったチームなのかよと、がっくし。結局プレーオフにまわるんだろうな。
ということでジーコ更迭のタイミングがますます難しくなってきた。プレーオフで決めたらそのままいってしまうだろうから、予選残り3戦の合い間しかない。もうここまできたら負けても良いから、質の高い面白いサッカーを見せてくれる監督に代わって欲しい。  
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May 26, 2005

水原三星vsチェルシー。

韓国の三星グループが来季からチェルシーのメインスポンサーになるということで実現した親善試合。チェルシーは早速新ユニでした。レギュラーレベルはジョー・コール、ダフ、チアゴ、マケレレ、ギャラス、フート、ジョンソンぐらい。テリーがいない分、ギャラスが獅子奮迅の働き。
チェルシーとやれるというモチベーションはあったにしろ、水原、いいチームですね。プレスはきついし個のテクニックはしっかりしているし。磐田が負けたのもむべなるかな、と頷けます。いや、頷いたらいけないんだけどさ。FWのナドソン(ブラジル)の身体能力が脅威。速いし柔らかいし、腰が強い。小野とエメルソンを融合させて無理矢理2で割った感じか。

前半15分、チアゴのヘディングによるフィードからジョー・コールが飛び出し、矢のような先取点。モウリーニョ、別に喜びません。「まあ、こんなもんやな」という風情。
後半、水原はクロスの精度が落ち始めますがエリア付近での個々のイマジネーションがシンクロして、いつ得点しても不思議じゃない展開。この辺は昨季後半の浦和を彷彿させます。チェルシーに引けを取りません。

水原は親善試合だからこそのメンバーチェンジを繰り返し、そのまま、試合終了。

リバプール、マンチェスターU等がこの夏来日してJチームと数試合ゲームを行うようですけど、これくらいのレベルでやって欲しいですね。  
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May 23, 2005

ピノ・ノワール、マッサージ、精神年齢。

今朝起きたら10時半を回っていた。少しは夢を見たようだが爆睡。9時間眠っていた。そうとう疲労が溜まっている。
朝食後しばらくしてから区民プールでのんびり泳ぐつもりだったけど、キリンカップに間に合いそうになかったので、試合が終わってから行く。大量にエビアンを飲みつつジムを含めて2時間、たっぷり汗を流す。トレッドミルで走っている間、諸見里しのぶが猛追してプレーオフに上がろうかという展開を堪能する。ゴルフは好きじゃないし滅多に見ないが、かなり良いものを見た。でもあそこで泣くなよな。

帰宅してすぐに梅田大丸でのワインフェアへ。10種類近くちびちびと試飲したのだけど、カリフォルニアのピノ・ノワール、FLOWERSのアンドリーンゲール01年が凄かった。繊細なのだけど、ずどん、とくる。豊饒。
欲しかったけどちょっと高い。同じカリフォルニアのRAVENSWOODのカベルネ・ソーヴィニヨンとニュージーランドのGREENSTONEのシャルドネを買う。

帰り、阪急高架下のスタンディングバーでビールをひっかける。疲労がふくらはぎに集中してかなりきつかったので帰宅後速攻で半身浴しながら、またたっぷり汗を流す。食後に iTunes でマイルス・デイビスの "SOMEDAY MY PRINCE WILL COME" を聴きながら BODEY SHOP のマッサージオイルを使って念入りにマッサージ。踵がかなり痛いが、だいぶくつろいだ。

日曜夜の定番『うるるん放浪記』を見た後(先週と同じやな笑)、マイルスとデヴィッド・ボウイとエヴリシング・バット・ザ・ガールを聴きながら、最近ずーっと飲んでいる海童という名の黒麹の焼酎を飲みながら、来週の仕事のハードさを憂いながらネットを巡り、中空庭園さんのところで見つけた精神年齢勘定をやってみる。

幼稚度16%
あなたからはほとんど幼さは感じられません。しかし時には羽目をはずしたりもできるタイプなので、理想の『幼稚度』といえるでしょう。

大人度71%
あなたはもう立派な大人です。十分に精神が発達していると思われます。

ご老人度31%
あなたからはかなりおじいちゃんっぽさが感じられます。そろそろゲートボールがしたくなったりしませんか?

あなたとお友達になれそうな人
一休さん

というわけで、実年齢より3歳若かった。
しかし一休さんかよ....
かなり外れていると思う。こういうので、ああ、図星やなあと思ったのに当たったことはなかなかない。  
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May 22, 2005

ペルー戦雑感。

ゲームとしてはまあ面白かった。
これがサッカーだよなとしみじみ思ったりする。

南米のチームらしい泥臭い当たりの強さでペルーはことごとく日本のショートパスによる組み立てを潰してきた。結果、前半は三浦の孤軍奮闘ぶりが目立った。日本はコンビネーション云々より、個人の技術の拙さに尽きる。特にアレックスがドリブルを始めるとどうしてこんな不安な気持ちになるのだろう。トラップもひどい。
しばらくセットプレーは日本の武器と言われてきたけど、下手になったような気がする。気のせいだろうか。

久保と高原がいないとはいえリーグ戦で不調が続いている玉田と鈴木を先発させたのはどうかと思うが、ジーコの信頼という不可思議さの前では口を噤むしかない。それでも言わずにはいられない。今年のJリーグを観ていれば、例えば横浜FMという疲労に喘ぐチームには酷かもしれないが、大島という選択肢も考えられるはずなのに。フィジカルも強いし、細やかなテクニックもスピードもある。バーに嫌われたが、浦和戦での反応は凄かった。鈴木を出すくらいなら....と思わざるをえない。さらに大黒。チームプレーにおいてあれだけ献身的に働く上、遠藤を先発させているのにどうしてまだ切り札扱いよ? これからもあれだけブレイクしている大黒を先発させることなどないのだろうな。

後半途中から大黒が投入され、さらに稲本。これで展開の早い攻めができるようになる。特に稲本の視野の広さはこのメンツの中では際立っていて、大黒への決定的なパスとか見せるものがあった。宮本はぱっとしなかったが、遠藤、稲本、大黒のガンバトリオのコンビネーションが絶妙で、もう鹿島で固める時代は終わったろう、進化を望むなら....と思わずにいられない。  
Posted by kiku999 at 21:54TrackBack(0)

May 19, 2005

小川、村上、フィッシュアンドチップス。

日曜夕方、自転車でぷらーっと梅田に出、新地に停めて、四つ橋筋を歩き、堂島アバンザのジュンク堂書店に入る。
いつ本屋に入っても買いたいハードカバーが多すぎるのは悩ましいが、小遣いが追いつくはずもない。仕方がないので筑摩書房の新書で出ていた『世にも美しい数学入門』というのを買う。新潮社から出ている小川洋子の『博士の愛した数式』は文庫本になるのを待つつもりなのだけど、その小川が『博士の〜』を書くために取材した数学者との対談集。
しかし筑摩は良い紙を使っていますね。新書にはちょっと堅いんじゃないかとも思うのですけど。

ジュンク堂を出てチャリを停めた新地に戻り、近くのオープンテラスになっているバーでビールを引っかける。20時30分までは300円。キャッシュオンデリバリーで案の定というか、外国の方が多そうなとこ。ちょっとお腹も空いてきたのでなんか頼もうと思ったのだけどめちゃくちゃ高い。ハンバーガーにサイドディッシュが2つついて1,200円。んー、どうなんだろう、やっぱり外国人多いからかなとフィッシュアンドチップスだけ頼んだのですが、量、多いね(笑)ウチの相方は喜々としてましたが。

で、小川の本についての覚書は後日にして、もう一つ、文春文庫から村上龍の『空港にて』という短編集が出ていたので、これは家計から出して貰うことにして、購入。っつうか、『空港にて』って何だよ、こんな短編集聞いたことないよと思いつつ帰宅してからぬるま湯に浸かって半身浴しながらぽちぽち読んでいたのですが、あとでウチの相方が「だってコレ、出てるじゃん!」と私の本棚の中から村上の『どこにでもある場所とどこにもいない私』というハードカバーを取り出してきたのでした。これは2003年春に出た短編集。

.....同じ内容です。どうしてタイトルを変えたのだろう。読んでて思い出せなかったのもどうかしてたが(汗)、いろいろと疲れ切ってて眠かったから(言い訳)
「どこにでもある場所とどこにもいない私」って、とてもいいタイトルじゃないかと思うのですけど。まさか文春が読者のこういうミステイクを狙ってやったなんてことはなかろうが....  
Posted by kiku999 at 00:40TrackBack(0)

May 17, 2005

『コラテラル』、マイルス・デイビス。

だってこれマイルス・デイビスの曲やないか、と思ってエンドロールを確認したら "Spanish Key" でした。当然iTunesに突っ込んでいるマイルスのアルバムの中の同曲を聴いて確認しましたよ。
アルバムは"BITCHES BREW" 、70年代ジャズのエポックメイキング的な問題作。

マイケル・マンの作品は『マイアミ・バイス』数本と『ラスト・オブ・モヒカン』しか観てなかったのですが、こんな映像を撮る作家だったとは。マイルスの音が結構似合うのですね。いきなりサンフランシスコの街中をコヨーテが横切っていくシーンも、なんかマイルス的でした。
ルイ=マルの『死刑台のエレベーター』ではそのままマイルスの音の世界が繰り広げられていましたが、ここまでしっくりくる作品をつくれる映画監督はなかなかいない。初期のリドリー・スコットとか『クライング・ゲーム』のニール・ジョーダンとかいけるかもしれない。あと、『リービング・ラスベガス』のマイク・フィッジズとか。


スパイク・リーの『モ・ベター・ブルース』をマイルスが観たら、"COOL" と言っただろうか。  
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May 15, 2005

陽光。

敵に山瀬がいるからというネガティヴなモチベーションなどがまさかあったわけではなかろうが、立ち上がりからみんなしっかり走ってチェイスできていたように思う。特に田中達也がよく走っている。が、具体的に戦術においてその走りが生きてこないのがつらい。

当の山瀬は見事に横浜のキーマンになっていて、縦横無尽。なんでそこまでフリーにさせるのか解せない。前半25分の山瀬のトリッキーなドリブルから抜け出して出した見事なマイナスのクロスから中澤が繋いで那須がロングを放ったシーンはどきりとしたが、都築のかすかなワンタッチに救われた。43分、山瀬が山瀬らしい動きで持っていって振りきり、シュートした場面もあわやと思われ、我がサポたちからは相当なブーイングを浴びせられていた。
それにしても浦和に比べて横浜はしっかり枠に飛ばしている。この差は単にシュート自体の精度の問題で済ませられないような気がするけど、どうなのだろう。

後半に入り内舘が山瀬を封じ込め、前半TVで観ているは限りほとんど消えていた長谷部が抜け出して決定的な場面でGK真正面に飛ばしてしまった直後の後半16分、その長谷部の一刺しのスルーを受けたエメルソン、あれは決めなきゃ.....。とはいえこの後にもスルーに反応するエメの一瞬の速さは確かで、いつ決めてもいいような時間帯が続く。この頃から雨滴は大きくなり始める。
歓喜のシーンは32分、フカさず珍しく枠に飛ばした鈴木啓太の強烈なロングをGKがこぼしたところ、入ったばかりの永井がさらに珍しく、ふわりとしたヘッドで決める。雨は凄いじゃじゃ降りになってくる。
その後、エメが独りで旅立っていこうと飛び出して、河合と1対1になったところを(エメなら抜け切れていたはずなのに)わざわざシミュレーションをとって転がっていった場面がありましたが、昨年のチャンピオンズシップでのトラウマが残っているのだろうか。もったいないな、と思う。確かに今日も独善的なプレーが散見されたけど、あそこは勝負するべきだろう。

ロスタイムになっていきなり陽が差しはじめる。おいおい、ここにきて横浜に追いつかれるんじゃないだろうな、と一瞬不安になったりもしたのだが、浦和に微笑む陽光だったようでヨカッタ。

復帰したアルパイを始め、DFが堅実な動きで完封。内舘がいるというだけでどれだけ落ち着いて観ていられることか。
代表絡みが続いてしばらくJは7月まで休み(ナビスコがあるけど)。闘莉王はゲームのことは一切忘れて治療に専念してほしい。  
Posted by kiku999 at 16:56TrackBack(0)