May 03, 2005

『コーヒー&シガレッツ』

ジム・ジャームッシュ。 c-cigarettes. このタイトルにはデジャブというか、なんか昔観た映画のタイトルだよなあとひっかかるものがあって調べてみたら、既に同じタイトルで86年に撮っていたの ですね。しっかり観てるし(汗) 11本の短篇からなるその1、2作目が86年に公開されていたわけか。何しろこういう脚本らしい脚本もない短篇なので、内容はまったく覚えていません。た だ傑作だったよなあ、というだけで(笑) 『ダウン・バイ・ロー』と一緒に上映されたんじゃなかったっけ。 で、2003年版ですが、うーん、ジャームッシュらしいんだけど、なんかグルーヴ感が足りない。『TWINS』のリー姉弟、『REN?E』のウエイター、 『NO PROBLEM』の二人が表現以前の存在のおかしみをにじませていてヨカッタのだけど、この辺はジャームッシュの真骨頂というものかもしれない。 言葉の、あるいは表情、リアクションで観る者の心をつかむよりは、何気ないやりとりの中での微妙な反復によって。 ウマイね。 最終章『CHAMPAGNE』でのジャネット・ベイカーのソプラノ " I Have Lost Track of the World " は染みいるものがありました。これはクレンペラーの指揮なのでしょうか。帰ってからから探してみたけど持っていないようなので、久しぶりにワルターとフェ リアーの『大地の歌』でも聴いてみますか。

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〜コーヒー&シガレッツ〜はチェーホフ的味わい【ようこそ劇場へ!】at May 04, 2005 23:28
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この記事へのコメント

コントラストにハッとさせられるblog。
色ってほんとにスゴイモノデスネ。

このタイトルの映画。
過去にもあったんですね。

>何気ないやりとりの中での微妙な反復・・・

この言葉にトテモ惹かれます。
Posted by miz-na at May 03, 2005 22:58
こんにちは。はじめまして。百桃(もももも)です。初のトラックバックにちょっと緊張。もっとちゃんと記事を書いときゃよかった。(笑)
そうですか。私の調べ方が足りなかったですね。コーヒー&シガレッツは86年ですか。私はダウン・バイ・ローは試写会で観てしまったのでコーヒー&シガレッツはやっぱり別のときに観たのでしょうね。
煙草を吸う人と吸わない人と観に行った記憶があるのです。とにかく無性に煙草が吸いたくなる映画でした。当時私はスモーカーだったので休憩時間になったとたん猛ダッシュで喫煙所に走りました。そのときの喫煙所は一服の幸せに酔いしれる人々でいっぱいでした。
実は私はこっそりカフェを営んでいるのです。
静かで暇なカフェです。看板もありません。
うちのカフェでも小さなドラマが常に繰り広げられていると思うとわくわくしますね。


Posted by 百桃 at May 04, 2005 12:34
>miz-naさま
最初の2本は86年に公開され、それから取り溜めてきたものを今回
まとめて公開したみたいですね。
Posted by kiku at May 04, 2005 22:53
>百桃さま
うーん、『ダウン・バイ・ロー』のときだったかどうだか、定かではないのです。他の監督の映画だったかもしれません。

いいですね、そんなカフェ。
ソファ、置いてあるのでしょうか?
だったら行ってみたいな(笑)
Posted by kiku at May 04, 2005 22:56
>kikuさま
ありますよ。ソファ。よく寝てる人がいます。(笑)
Posted by 百桃 at May 04, 2005 23:44
>百桃さま
長椅子だったらもっといいんですけど(笑)
くつろげるなー。
Posted by kiku at May 05, 2005 22:44
>kikuさま
ありますよ。ロッキングチェアも。
長椅子も。一人掛けのソファも。デンマークの小学校の椅子も。
昔の床屋さんの椅子も。(笑)
Posted by 百桃 at May 10, 2005 10:07