August 21, 2004

ボビー・フィッシャー。

7月17日、チェスのアメリカ人元世界王者ボビー・フィッシャーが入国管理法違反容疑で、成田空港の入管支局に収容されました。パスポートの期限切れということですが、確かなことはわかっていません。

これにはウラがあるようです。
北朝鮮拉致問題におけるジェンキンス氏が来日したのは7月18日。ボビー・フィッシャーが成田で収容されたのは同13日。アメリカ政府がジェンキンスの脱走の罪を一時期反故にして曽我一家のために自由の身とし、その交換条件として国家反逆の罪に問われているボビー・フィッシャーの身柄を渡す要求をを日本政府は受け入れたようです。
ボビー・フィッシャー側の弁護士も、「(強制退去の手続きが)異様に速いペースで進んでいる。今回の収容に米政府が圧力をかけていることは明らか。ジェンキンスさんと引き換えに裏取引が行われることを恐れている」と話している
憶測ではありません。
推測の材料は揃っているのですね。とはいえ日本での報道の少なさが気になるところですが。

いや、むしろ小泉政府が報道に対してなにか制限を通達したのかもしれません。ブッシュと小泉の蜜月は続いています。因みに、国連が対ユーゴスラビア経済制裁をしいている中でその地で対局して賞金335万ドルを獲得しましたが、その時のアメリカ大統領はブッシュ父でした。
ユーゴでの対局相手だったソ連出身のフランス人、ボリス・スパスキーがブッシュ息子に書いた手紙が善福寺手帳にて紹介されています。

この8月16日、日本チェス協会の渡井美代子事務局長とボビー・フィッシャーの婚約が発表されました。渡井氏は声明文を出しています。恐らく、ジェンキンスのアメリカ政府による待遇が彼にとって好転してきていることに乗じて、日本政府に通じる言葉はどういうものかを考えたうえでの文章になっています。情状酌量されてほしいところですが...

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ジェンキンス氏(以下J氏)の帰属問題は徐々に進展している。マスコミの予測では軍法会議で不名誉除隊となり一件落着となるということだ。補足すると、それだけでは日本滞留ができないため、妻との婚姻関係により特別滞留許可を与え、数年後に日本に帰化ということになるの
人間バーターゲームはチェックメイトか?【200字エッセイ by おおた葉一郎】at September 03, 2004 15:41
 ときおり、外国人に対するつらい仕打ちとも思えることが、成田空港ではしばしば起こっている。入管でつかまって、長期間放置されたり、強制送還になったり、過去にもトラブルが生じてきた。(金正日の息子に対しては驚くほど優しく丁寧な事後処理がなされたのとは、通例で
羽生善治、元チェス・チャンピオンを救済の為に小泉首相にメール【スウィンバーン症候群】at September 11, 2004 22:15
また、主権国家らしくない判断がされようとしている・・・日本はいつになったら米国から自立できるのか?本当におかしいことが続いているね・・・どこかネジが一本抜けてしまったようだなぁチェス界の神様ボビーフィッシャーは、昨年7月13日JAL(日本航空)の745便 18
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この記事へのコメント
やはり、アメリカに送還すべきでしたね。

成田空港に到着したフィッシャー氏は記者団に対し、
「(これまでの拘束は)逮捕なんかじゃない、誘拐だ」と強調。
「全部でまかせだ。ブッシュと小泉は戦犯で、絞首刑にされるべきだ」と、
日米両首脳への怒りをぶちまけた。

また、「出国できることになって、本当にうれしい。日本はいい国だが、
指導者が犯罪者だ」と付け加えた。

http://cnn.co.jp/world/CNN200503240002.html
Posted by kazumi at March 25, 2005 11:21