September 23, 2004

神戸ウイングスタジアム

J1第5節、神戸ウイングスタジアムで行われた神戸vsG大阪戦で、芝が根付かずピッチがぼこぼこに荒れて自分たちのサッカーができずG大阪の西野監督が「ウチにあわせて(芝の状態)を設定したのか」と激怒していたそうですが、このスタジアムを使用したのが2ヶ月ぶりってのがまた笑わせてくれますね。その間運営会社は何をしていたのでしょう? ただ祈っていた?

9月12日のエントリで大分vs浦和が行われた大分スタジアムもひどい状況でした。僕は芝の管理のことについては全く何も知らないので、こうすべきだああすべきだなんて何もいえないのですが、観ていてつらいものがあります。神戸にしても大分にしても屋根が完全に開放されているわけではなく、可動式の屋根をめいっぱい開いて芝全体に陽が差すわけではないようです。もちろん季節や時間という条件による変化もあるのでしょうが、日照時間のことをまったく無視するわけにもいかないような気がします。
ウイングスタジアムはHPで芝管理システムを公開していますが、そのシステムは設計・施工から維持管理、またその土地に合った芝生種の選定までを大林道路株式会社というところがやっているようです。スタジアム運営会社がやっているわけではないのですね。
ヴィッセル神戸はスタジアムと話し合い、26日の磐田戦までに改善されなければ今後予定されている試合を別会場で行う方針を決めたそうです。遅すぎますね。スタジアムは今年の2月29日に一般利用の受付を「芝生養生」のために見合わせると公表しているというのに。

ピッチの近さといいスタンドの傾斜ぶりといい、サッカー好きにはたまらないスタジアムなだけに、残念。

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