September 30, 2004

『まぼろし』

フランソワ・オゾン、シャーロット・ランプリング。
痛烈に観たいと思っていた映画ですが見逃していて、DVDも高いし、レンタルも出ていないしで諦めていたのですけど、帰宅したらケーブルでオゾンの特集をやっていてやっと観ることが出来ました。
いや、オゾンは食わず嫌いなんですけどね。『まぼろし』の前に『8人の女たち』をやってて途中から観たのですが、案の定というか、ちょっと受け付けられなかった(汗 でもファニー・アルダン、すごい貫禄つきましたね。トリュフォーの『日曜日が待ち遠しい』『隣の女』からは想像がつかないほどに。

食わず嫌いだけど『まぼろし』だけは本当に観たかった。シャーロット・ランプリングだから。ロザンナ・アークェットの『デブラ・ウインガーを探して』でほんの2、3カットの出演をしていたのを観てもういてもたってもいられなくなったのですが、こういう機会を待つしかなかったのです。なんだろう、この凄味は....と反芻しながら。

まぼろし、とはそういう意味だったのですね....
それにしても重すぎる作品。シャーロット演ずるマリーの精神的な浮気相手に対する台詞、「あなたは軽いのね」....これを言われる男はつらいですね。カウフマンの『存在の耐えられない軽さ』を思い出させましたが、マリーの台詞の方がある意味とても残酷です。それはもちろん、シャーロットが演じているからでもあるのだけれど。

鳥肌がひいていきません。

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SOUS LE SABLE(2001年フランス) 2004/11/02@早稲田松竹 長年連れ添った人がある日突然いなくなる。 その現実を人はどう受け入れるのか? ↓以下ネタバレあります↓ やられた。オゾン。もう、映画冒頭からきちゃってる。ヴァカンスにでかけるマリーとジャン。セ
まぼろし【befounddead】at November 04, 2004 21:43
オゾン監督、シャーロット・ランプリング主演『まぼろし』について。
まぼろし【ステンシルの映画日記】at January 24, 2005 06:09
シャルロート・ランプリングを探したというところに共感しました^^
デブラ・ウィンガーを探して【ステンシルの映画日記】at January 24, 2005 06:45